英文法

品詞: 動詞

動詞とは、動作・出来事・状態を表す語です。完全な文には必ず1つ以上の動詞が必要で、だからこそ動詞は「避けて通れない」唯一の品詞だといえます。このガイドでは、動詞の主な種類、つまずきやすいルール、そしてまず覚えておきたい不規則動詞を解説します。

動詞とは?

動詞は、文の主語が「何をしているのか」「何を経験しているのか」「どんな状態なのか」を表します。体を使った動作(run, eat, build)、頭の中の動き(think, believe, consider)、存在や状態(be, seem, become)を示すことができます。

"Salah ran across the field and scored a goal."

動詞がなければ、語の集まりは断片にすぎず、完全な文にはなりません。主語が省略される命令文でも、動詞は必要です。例: "Sit!" や "Listen!"

動詞の主な種類

動詞は複数のカテゴリーに分かれ、それらは互いに重なり合うこともあります。同じ動詞でも使い方によって複数の種類に当てはまる場合があります。

動作動詞(動的動詞) 身体的 & 精神的

行為として直接起こる、身体的または精神的な動きを表します。

例: run, laugh, consider, grow.
状態動詞 状態 & 状況

動作ではなく、状態・感情・状況を表します。原則として進行形では使いません。

例: "I know the answer." (誤: "I am knowing the answer.")
助動詞(補助動詞) 時制 & 法

本動詞と一緒に使い、複雑な時制や法をつくったり、疑問文をつくります。

例: "She has finished her homework."
法助動詞(モーダル動詞) 能力 & 義務

能力・可能性・許可・義務を表す、特別な種類の助動詞です。

例: "You must submit this by Friday."
連結動詞 つながり

動作を示すのではなく、主語とそれを説明・言い換える語を結びつけます。

例: "The soup tastes delicious."
句動詞 複数語

動詞に前置詞や副詞を組み合わせて、まったく新しい意味をつくります。活用するのは動詞の部分だけです。

例: "She gave up smoking last year."

他動詞と自動詞

この区別は、動詞が意味を完成させるために目的語を必要とするかどうかを決めるもので、最も混乱しやすいポイントのひとつです。

  • 他動詞は、動作を受ける人やものである直接目的語に働きかけます("She read the book")。目的語がないと文は不完全に感じられます("She read" だと「何を読んだの?」という疑問が残ります)。
  • 自動詞は目的語がなくても文が成立します("They laughed")。目的語は不要で、付け加えても意味が通りません。
  • 二重他動詞は直接目的語と間接目的語の両方をとります("She gave him the book")。ここでは book が直接目的語(与えられたもの)、him が間接目的語(受け取った人)です。
  • 自他両用動詞は文によってどちらの使い方もできます: "I already ate"(自動詞)と "I already ate a sandwich"(他動詞)。
種類 目的語は必要? 例
他動詞 必要(直接目的語) She baked a cake.
自動詞 不要 The baby slept.
二重他動詞 必要(直接目的語と間接目的語) She baked him a cake.

規則動詞と不規則動詞

規則動詞は、原形に -ed を付けて過去形と過去分詞をつくります: walk → walked。不規則動詞はこのパターンに従わないため、過去形をひとつずつ覚える必要があります。

原形 過去形 過去分詞
bewas / werebeen
gowentgone
havehadhad
dodiddone
seesawseen
taketooktaken
makemademade
getgotgotten / got
knowknewknown
thinkthoughtthought
comecamecome
givegavegiven
findfoundfound
writewrotewritten
speakspokespoken
注意 英語で最もよく使われる動詞 be さえ不規則動詞です。だからこそ、学習者が最初に覚えるのはたいていこの動詞なのです。

動名詞 & 不定詞

動名詞も不定詞も動詞を名詞のように使う形ですが、常に置き換えられるわけではありません。動名詞は動詞に -ing を付けます("Swimming is fun")。不定詞は原形の前に to を付けます("To swim is fun")。

使い方 形 例
前置詞の目的語 動名詞のみ "I'm interested in learning."
want, decide, hope などの動詞の後 不定詞のみ "I want to leave."
enjoy, avoid, finish などの動詞の後 動名詞のみ "I enjoy reading."
一般的・抽象的な内容 不定詞 "To exercise is important."
具体的・すでに行われた行為 動名詞 "I liked exercising this morning."

動詞の時制:早わかりマップ

英語には主に12の時制があり、4つの形(単純形・進行形・完了形・完了進行形)と3つの時間(過去・現在・未来)の組み合わせでできています。

時間 単純形 進行形 完了形 完了進行形
現在 I walk I am walking I have walked I have been walking
過去 I walked I was walking I had walked I had been walking
未来 I will walk I will be walking I will have walked I will have been walking

それぞれの時制には、いつ使うかというルールがあります。すべての時制を詳しい例文とともに確認したい方は、時制ガイドをご覧ください。

能動態と受動態

能動態では、主語が動作を行います: "The chef cooked the meal." 受動態では主語が動作を受け、be の活用形+過去分詞でつくります: "The meal was cooked by the chef."

能動態のほうが一般に明確で直接的なので、多くのスタイルガイドは日常的な文章では能動態を推奨しています。受動態は、動作をした人が分からない、あるいは重要でないときに役立ちます: "The window was broken."

主語と動詞の一致

動詞は主語の数に合わせる必要があります。単数の主語には単数形の動詞、複数の主語には複数形の動詞を使います。

  • "The dog barks."(単数)
  • "The dogs bark."(複数)

集合名詞や複合主語の場合はさらに難しく、正しい動詞の形がひと目では分かりにくいことがあります。

動詞を見分ける方法

ある語が動詞かどうか迷ったら、次の2つの簡単なテストを試してみましょう。

  • それを「する」ことができる? "Can I ___?" と当てはめてみましょう。think、walk、exist はできますか?できるなら、それは動詞である可能性が高いです。
  • 何が起きている? "Mark eats his dinner quickly" では何が起きていますか?食べること(eating)です。それが動詞です。

「___ は動詞?」早わかり回答

英語でよく使われる語の中には、文によって役割が変わるものがあります。

語 答え
to 通常は前置詞、または不定詞の前に付く印("to run")で、それ自体は動詞ではありません。
being 動詞の形("She is being kind")にも、名詞/動名詞("Being on time matters")にもなります。
have 所有を表す本動詞("I have a car")にも、時制をつくる助動詞("I have finished")にもなります。
well 動詞になることはほぼありません。通常は副詞("sings well")か形容詞("feeling well")です。
like 動詞("I like coffee")、前置詞("like the wind")、接続詞("like I said")になり得ます。

Learna AI はどのように動詞を教えるのか?

活用のルールは覚えるのは簡単でも、会話の中で瞬時に使うのは難しいものです。特に不規則動詞や現在完了のような厄介な時制ではなおさらです。Learna AI はあなたの話す英語を聞き取り、動詞の形の誤りをリアルタイムで直し、単に「間違い」と示すのではなく、なぜその形が正しいのかを説明します。Learna で練習している学習者は、継続的な会話練習のあと時制の正確さが94%向上したと報告しています。正しい形を文脈の中で耳から覚えるほうが、表を暗記するよりも早く習慣として身につくからです。

さらに詳しく

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よくある質問

よくある質問

動詞とは何ですか?

動詞とは、動作・出来事・状態を表す語です。完全な文には必ず1つ以上の動詞が必要です。

動詞の主な種類は何ですか?

主な種類は、動作動詞(動的動詞)、状態動詞、助動詞、法助動詞、連結動詞、句動詞です。

他動詞と自動詞の違いは何ですか?

他動詞は「read a book」のように、意味を完成させるために直接目的語が必要です。自動詞は「she laughed」のように、目的語がなくても文が成立します。

不規則動詞とは何ですか?

不規則動詞は、-ed を付けて過去形や過去分詞をつくりません。go, went, gone のように、形をひとつずつ覚える必要があります。

動名詞と不定詞の違いは何ですか?

動名詞は動詞に -ing を付けた形で、swimming のように常に名詞として働きます。不定詞は原形の前に to を付けた to swim のような形です。動詞によっては、どちらか一方しか使えないものもあります。

助動詞とは何ですか?

助動詞(補助動詞)は本動詞と一緒に使い、時制を示したり、疑問文や否定文をつくったりします。主なものは be、have、do です。

能動態と受動態の違いは何ですか?

能動態では主語が動作を行います(「She wrote the report」)。受動態では主語が動作を受けます(「The report was written by her」)。

主語と動詞の一致とは何ですか?

主語と動詞の一致とは、動詞を主語の数に合わせることです。単数の主語には単数形の動詞、複数の主語には複数形の動詞を使います。

「have」は常に動詞ですか?

はい、ただし役割は変わります。所有を表す本動詞になることもあれば、現在完了などの時制をつくる助動詞になることもあります。

Learna で不規則動詞の形を声に出して練習できますか?

はい。Learna は話している最中に不規則動詞の間違いを直し、暗記リストではなく実際の会話を通して正しい形を定着させます。

Learna は時制が間違っている理由まで説明してくれますか?

はい。Learna は誤りを指摘するだけでなく、正しい時制の理由も説明するので、その場の修正だけでなくルールそのものが身につきます。